JAL、オリジナル芋焼酎「鶴空PREMIUM」最高金賞　英品評会で

　日本航空（JAL/JL、9201）が出資し、観光農園などを手掛けるJAL Agriport（JALアグリポート、成田市）が販売するオリジナル芋焼酎「鶴空（つるそら）」シリーズが、英国で開催された酒類の品評会「IWSC（インターナショナル・ワイン＆スピリッツ・コンペティション）2025」で最高金賞を受賞した。金賞を獲得したのはシリーズのうちアルコール度数が最も高い「鶴空PREMIUM」で、スピリッツ部門の最高金賞にJALとして初めて輝いた。

IWSCのスピリッツ部門で最高金賞を受賞したJALのオリジナル芋焼酎「鶴空PREMIUM」（同社提供）

　「鶴空」シリーズは、成田空港近くにあるJAL Agriportの農場で栽培したサツマイモ「紅あずま」と「紅はるか」を原料とする芋焼酎で、最高金賞を獲得したアルコール度数35度の「鶴空PREMIUM」のほか、25度の「鶴空」、30度の「鶴空50/50」、芋焼酎をベースに使用した梅酒「鶴空UME」の4種を用意。2019年4月から順次発売を開始し、JALの国際線ビジネスクラスやラウンジ、JAL Agriportが成田空港近くで運営する古民家風レストラン「DINING PORT 御料鶴（ごりょうかく）」などで提供する。製造は福岡・八女市の喜多屋が手掛ける。

　IWSCは世界90カ国以上のワインやスピリッツ、ウイスキーなど1万2000以上の銘柄が出品される品評会で、鶴空PREMIUMは今回、シリーズ最高の98点を獲得した。

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