エアライン, ボーイング, 機体 — 2025年3月3日 10:43 JST

JAL、ガンダムJETお披露目　3/3から国内線で万博PR

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　日本航空（JAL/JL、9201）とバンダイナムコホールディングス（7832）は3月3日、大阪・関西万博仕様の特別デザイン機「JALガンダムJET」（ボーイング737-800型機、登録記号JA342J）を羽田空港の格納庫で報道関係者に公開した。同日から国内線に投入し、初便は羽田午後3時35分発の徳島行きJL461便を予定している。4月に開幕する万博に合わせた両社によるプロジェクトの一環で、11月ごろまで運航を予定している。

羽田空港でJALガンダムJETをお披露目するJALの客室乗務員＝25年3月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　JALガンダムJETは、大阪・関西万博でバンダイナムコが出展するパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」内の映像に登場する「RX-78F00/E ガンダム」を機体後方にデザイン。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も前方にあしらった。デザインは左右で異なる。

　機内に備えるヘッドレストカバーは特別デザインで、クラスJと普通席で異なるデザインに仕上げた。搭載は4月上旬を予定する。運航スケジュールなどはJALのウェブサイトで発表する。

JALガンダムJETのヘッドレストカバーのクラスJ用（下段左）と普通席用、上段は搭乗証明書＝25年3月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港でJALガンダムJETをお披露目するJAL西日本支社長の宮坂久美子常務＝25年3月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ミャクミャクを描いたJALの万博塗装機は、2023年11月28日就航の「JALミャクミャクJET」の初号機（エンブラエル190型機、JA252J）、2024年6月3日就航の2号機（787-8、JA823J）に続き、3機目となった。ガンダムJETとミャクミャクJETの初号機は国内線、2号機は国際線を飛ぶ。

　JALとバンダイナムコは、万博に合わせたプロジェクト「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT」をスタート。天井を開放した2階建てレストランバスの運行や、関西地区へのダイナミックパッケージをJAL仕様のガンダムプラモデル（ガンブラ）付きで販売する。

＊初便の記事はこちら。
＊写真は19枚（JALガンダムJET→レストランバス→ガンプラの順）。