エアバス「Fly Your Ideas」コンテスト、東大と早稲田2次審査に進出

　エアバスは現地時間1月24日、未来の航空輸送を描く斬新なアイデアを募集するコンテスト「Fly Your Ideas 2013」で、世界中の大学生の約100チームが第2ラウンドに進出したと発表した。このうち、日本の大学は東京大学から2チーム、早稲田大学から1チームの計3チームが選出され、13人の学生が2次審査に臨む。また、第2ラウンドに進んだオーストラリアのRMIT大学のチームにも日本人学生が1人参加している。

約100チームが第2ラウンドへ進出する「Fly Your Ideas 2013」（エアバス提供）

　第2ラウンドに進出した約100チームのうち、大学の地域ごとの割合は、49％がアジア太平洋地域からでトップ。欧州37％、アメリカ8％、アフリカ3％、中東3％と続いた。

　今回で3回目となる「Fly Your Ideas 2013」には、600チーム以上が画期的なアイディアを提案。参加学生数は前回の約2倍に増加した。2次審査は4月12日まで行われる。その間、エアバスの従業員が各チームのサポートを行い、チームはそれぞれのアイディアをより深く精査していく。

　「Fly Your Ideas（FYI）」コンテストは世界中の大学生を対象に、より持続可能な航空産業を実現させるための画期的なアイディアを募集するもの。コンテストは3次審査まであり、エアバス従業員や専門家らが審査を行う。最終審査に選出された5チームは6月12日に独ハンブルクのエアバス施設で最終発表に臨む。授賞式は6月13日にUNESCO（国際連合教育科学文化機関）のパリ本部で開催される予定。最優秀賞チームには賞金3万ユーロが、2位には1万5000ユーロが贈られる。

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Fly Your Ideas（Airbus）