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全日本空輸（ANA/NH）は12月17日から、国際線の電話予約・案内を24時間体制での受付を開始した。また、中国人利用者向けには、中国語での対応も強化する。
国際線予約の電話受付を24時間体制に移行したANA＝15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国際線の予約・案内24時間化は、ANAが就航する28の国・地域を対象に実施。日本語と英語で受け付ける。各地区の営業時間内は、従来どおり各地区のコールセンターで受け付け、営業時間外は日本と米国に設置するコールセンターで対応する。
一方、日本国内線の予約やマイレージなどは対象外となる。
中国人利用者向けに、日本国内で利用できる専用の電話番号を設置し、中国語での対応を強化。中国国内で発券した航空券での利用者が対象で、日本時間午前9時から午後7時まで利用できる。国際線の予約や案内に対応し、国内線予約やマイレージなどは対象外となる。
専用電話は日本国内で着信し、北京にある中国顧客サービスセンターに転送される。北京では中国人スタッフが応対する。利用者は日本の国内通話料金のみを負担する。
従来は中国顧客サービスセンターに直接電話をかけることが必要だったため、利用には国際通話料金が発生していた。
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