タイのクーデター、航空各社「早めの移動を」

　タイでは反政府勢力と政府支持勢力が衝突し、5月20日に戒厳令が敷かれた。22日にはクーデターが起き、緊迫した状態が続いている。

　2013年、日本からの訪タイ客は153万7979人（タイ政府観光庁調べ）で、タイからの訪日客は45万3642人（日本政府観光局調べ）。両国の交流は大変活発で、今回の事態に驚いた人も多いだろう。

　航空各社の対応や、日本へ向かう便への影響などをまとめた。

　現在、タイ全土に夜間外出禁止令が発令されているが、スワンナプーム空港とバンコク市内の移動は対象外で支障はない。航空各社は検問などにより通常よりも移動時間がかかることを想定して、早めの移動や最新情報をウェブサイトで確認するよう呼びかけている。

日航

外出禁止令の対象外となったスワンナプーム空港＝13年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　日本航空（JAL/JL、9201）は午前8時10分に成田へ出発する

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