ボーイングは現地時間9月30日、国営のエチオピア航空(ETH/ET)が次世代大型機777Xの貨物型777-8Fを8機確定発注したと発表した。アフリカの航空会社として初の777-8F発注で、777F貨物機2機も同時に確定発注した。同社は777Xのうち旅客型の777-9も8機発注済みで、今回の貨物型を加えると777Xファミリーの発注は計16機となる。

エチオピア航空の777-8F(下)と777F(イメージ、ボーイング提供)
777Xは、メーカー標準座席数が2クラス350-425席の777-8と、375-450席の777-9の旅客型2機種に加え、貨物型777-8Fの計3機種で構成。777-9から開発を進めている。
777-8Fは、旅客型の777-8を基にした大型貨物機で、航続距離5000海里(9260キロ)、胴体長70.9メートル、構造上の最大搭載重量が118トンで、有償搭載重量(ペイロード)は112トン。747-400Fとほぼ同等の積載能力を持ち、燃費や排出ガス、運航コストを30%改善したもので、2022年1月31日に開発を発表した。ボーイングによると、777-8Fは777Fと胴体断面や通路が共通し、大型の規格外貨物を積みやすいという。
エチオピア航空は現在、777Fを12機、767Fを2機、737-800SFを4機運航しており、貨物専用機は計18機。アフリカやアジア、欧州、中東、北米の70以上の貨物市場を結んでいる。
同社のメスフィン・タセウ・グループCEOは、777-8Fと777Fの追加により貨物搭載能力や運用の柔軟性、効率性を高め、航空貨物需要の拡大に対応するとしている。
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