日本航空(JAL/JL、9201)は1月21日、グループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が運航する新潟-札幌(新千歳)線を夏ダイヤ初日の3月30日から運休すると発表した。フジドリームエアラインズ(FDA/JH)が同日に同じ区間の新路線を開設することから、JALはFDA便にコードシェア(共同運航)でJAL便名を付与し、路線網を維持する。

JALが運休する新潟-札幌線を運航しているジェイエア=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
新潟-札幌線は現在1日2往復運航しており、機材はエンブラエル170(E170)型機で、座席数は1クラス76席。札幌行きは新潟午前11時20分発のJL2871便と午後6時5分発のJL2877便、新潟行きは札幌午前9時35分発のJL2872便と午後4時20分発のJL2876便となる。
FDAは、3月30日から札幌(新千歳)-福岡・新潟の2路線を新設。ともにJALとコードシェアを実施し、エンブラエル175(E175)型機(1クラス84席)で運航する(関連記事)。札幌-新潟間の提供座席数は1便あたり8席増える。
札幌-新潟線の運航スケジュールは、1便目の新潟行きJH613/JL4483便が札幌を午前10時40分に出発し、午前11時55分着。札幌行きJH614/JL4484便は午前11時35分に新潟を出発して、午後0時45分に到着する。2便目の新潟行きJH615/JL4485便は札幌を午後2時20分に出発し、午後3時35分着。札幌行きJH616/JL4486便は午後4時15分に新潟を出発して、午後5時25分に到着する。
札幌-福岡線は、札幌行きJH511/JL4471便が福岡を午前7時45分に出発し、午前10時5分着。福岡行きJH518/JL4472 便は午後6時5分に札幌を出発して、午後9時に到着する。
また、JALグループの国内線夏ダイヤでこのほかに運休するのは、日本トランスオーシャン航空(JTA/NUの季節便2路線で、中部-宮古、石垣線をいずれも4月25日から運休する。
一方、伊丹-三沢線を1日2往復(現在は1往復)、那覇-与那国線を同2往復(同1.5往復)に3月30日から増便。伊丹-札幌(新千歳)、中部-那覇、福岡-那覇、鹿児島-奄美大島、鹿児島-徳之島の各線を繁忙期に期間増便する。
FDAの運航スケジュール
札幌(新千歳)-新潟線
JH613/JL4483 札幌(10:40)→新潟(11:55)運航日:毎日
JH614/JL4484 新潟(11:35)→札幌(12:45)運航日:毎日
JH615/JL4485 札幌(14:20)→新潟(15:35)運航日:毎日
JH616/JL4486 新潟(16:15)→札幌(17:25)運航日:毎日
札幌(新千歳)-福岡線
JH511/JL4471 福岡(07:45)→札幌(10:05)運航日:毎日
JH518/JL4472 札幌(18:05)→福岡(21:00)運航日:毎日
FDA新路線
・FDA、札幌-福岡・新潟3/30開設 JALとコードシェア(25年1月21日)
JALの国内線夏ダイヤ
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JALの国際線夏ダイヤ
・JAL、成田-シカゴ5/31開設 東南アジア・インド-北米乗継ぎ強化(25年1月21日)
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ANAの夏ダイヤ
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