JAL、4日夜に札幌→成田臨時便　A350で

　日本航空（JAL/JL、9201）は1月4日、札幌（新千歳）発成田行きの臨時便JL4802便を設定した。羽田空港のC滑走路閉鎖による機材繰りの影響により、羽田行きの欠航が複数出ているためで、エアバスA350-900型機で1便運航する。

札幌発成田行き臨時便を運航するJAL＝PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

　JL4802便の運航スケジュールは、札幌を午後8時に出発し、成田へ午後9時55分に到着する。座席仕様は「X11」で3クラス369席（ファーストクラス12席、クラスJ 94席、普通席263席）だが、クラスJと普通席のみ販売する。

　4日の札幌発羽田行きは、午後5時発のJL518便、午後6時発のJL522便、午後6時55分発のJL524便、午後8時10分発のJL526便、午後9時5分発のJL528便の計5便が欠航となっている。羽田で2日に発生した衝突事故の影響で、C滑走路が使用できず機材繰りに影響が出ているため。

　JALのA350-900は国内線機材。通常は羽田発着便に投入しており、成田発着の国内線には使用していない。

　2日午後5時47分ごろに海上保安庁機（MA722、ボンバルディアDHC-8-Q300、登録記号JA722A）と札幌（新千歳）発羽田行きJL516便（A350-900、JA13XJ）が衝突炎上した事故により、羽田の滑走路は4本すべてが一時閉鎖となったが、2日午後9時30分に運用が再開され、現在は事故が起きたC滑走路を除いた残り3本（A・B・D）を運用している。

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