ANAとJAL、福岡空港ラウンジも酒類の提供制限

　全日本空輸（ANA/NH）と日本航空（JAL/JL、9201）は、空港ラウンジでのアルコール類の提供を一部制限する対象を拡大している。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の「まん延防止等重点措置」が東京都など13都県に1月21日から適用されたことや、自治体からの要請に基づくもの。24日からは福岡空港もアルコール類の提供を制限する。

24日からラウンジでの酒類提供が制限される福岡空港＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　9日から広島と山口、沖縄の3県にまん延防止措置が適用されたことを受け、両社は広島空港のラウンジではアルコール類の提供を終日休止し、那覇は午前11時から午後8時までに限って提供している。21日に適用自治体が拡大されたことを受け、ANAは羽田と中部、JALは両空港に加えて熊本も対象としており、24日からは両社とも福岡が自治体からの要請「福岡コロナ警報」に基づき加わる。

　羽田と中部は午前11時から午後8時までに限り、アルコール類を提供している。福岡は午前11時から午後8時30分までの提供となり、熊本は提供を終日見合わせている。期間は羽田と中部が1月21日から2月13日まで、福岡は1月24日から2月20日まで、熊本は当面の間となる。

関連リンク
新型コロナウイルス感染症対策（内閣官房）
全日本空輸
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