エアライン, 機体, 空港 — 2019年5月31日 15:21 JST

JAL、2代目ミニオンジェット就航　ジェイエアE190、20年6月まで18都市へ

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　日本航空（JAL/JL、9201）グループで地方路線を担うジェイエア（JAR/XM）は5月31日、特別塗装機「JALミニオンジェット2」（登録記号JA252J）の運航を開始した。今回で2機目となるミニオンジェットで、2020年6月ごろまで投入する。

JALミニオンジェット2」の初便となった伊丹発新潟行きJL2247便を見送るジェイエアのスタッフら＝19年5月31日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

　初便となった31日の伊丹発新潟行きJL2247便は16番スポット（駐機場）から、定刻どおりの午後2時20分に出発。70人（うち幼児0人）が利用し、乗務員5人（パイロット2人、客室乗務員3人）で運航した。今後は仙台や鹿児島、宮崎など18都市へのE190運航路線に投入し、運航スケジュールは前日夕方にJALのウェブサイトで公開する。

　JL2247便の出発前となる31日午前には、伊丹空港のジェイエア格納庫で就航イベントを開催。ミニオンらが機体の前で踊り、運航開始を祝った。

　ミニオンジェットの運航は、2017年7月からの初代ミニオンジェット（E190、JA248J）に続き2回目となる。今回の2機目は、夏を先取りしたデザインに仕上げた。機内ではぬいぐるみが搭乗客を出迎える。オリジナルデザインの紙コップを用意し、ミニオンをデザインした搭乗証明シールをプレゼントする。

　JALは大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）と、2015年5月11日に共同マーケティング契約を締結。2017年4月からは、キャラクター「ミニオン」が登場する新アトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」に協賛しており、今年で3年目に突入した。

　E190は、ジェイエアで上級シート「クラスJ」を初めて設定した機材で、2016年5月10日に就航。座席数は2クラス95席（クラスJ：15席、普通席：80席）で、シート素材は、JALの国内線新仕様機「JAL SKY NEXT（JALスカイネクスト）」と同等の本革を採用した。JALグループの国内線用機材では初めて、ノートパソコンなどが充電できる電源コンセントを全席に装備（普通席は2席共用）している。

＊写真は10枚。