三菱重工業(7011)は10月5日、シンガポール北東部の新交通システム「センカン・プンゴルLRT」向けに、2両連結車両8編成(16両相当)を追加受注したと発表した。今回分を含め、新車両は計33編成となる見通し。

シンガポールの新交通システム「センカン・プンゴルLRT」8編成を追加受注した三菱重工(同社提供)
アジア地域拠点のシンガポール法人Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacificと共同で、シンガポール陸上交通庁(LTA)から受注した。2022年1月に受注した輸送力増強工事の一環で、2023年5月にも8編成を追加受注している。2025年7月からは新車両2編成が営業運転を始めており、今回も同型車両を追加する。
センカン・プンゴル地区では人口増加に伴う住宅開発のほか、大型商業施設や大学、企業の整備・拡充が進み、LRTの利用者も増えている。今回の追加受注は、こうした需要増に対応するもの。
センカン・プンゴルLRTは2003年に開業し、地下鉄北東線のセンカン駅とプンゴル駅を周辺の住宅街と結ぶ。三菱重工グループは開業時に車両とシステム一式を納入し、その後も増備車両の納入や2両連結運転の導入、車両基地の拡張、輸送力増強工事などを手掛けてきた。
同LRTはAGT(自動案内軌条式旅客輸送システム)を採用。電力で完全自動走行し、ゴムタイヤ方式を採用する。一般的にLRTは「Light Rail Transit」の略称として使われるが、センカン・プンゴルLRTでは高速性能にちなみ「Light Rapid Transit」の略称としている。
シンガポールでは、三菱重工はチャンギ国際空港にも自動無人運転車両(APM)システムを納入しており、2025年には同システムの改修工事を受注している。
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三菱重工業
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