成田空港の年末年始、国際線前年割れ予測　1.6％減95万人

　成田空港を運営する成田国際空港会社（NAA）は12月24日、年末年始の旅客推計を発表した。旅客数は国際線が出入国合計で前年同期比1.6％減（19年同期比7.3％減）の95万6100人で、前年・コロナ前ともに割り込む見通し。国内線は出発・到着合計で0.3％増（9.8％減）の23万500人と予測する。ピークは国際線の出国が28日、入国が2026年1月4日、国内線は出発が1月1日、到着が4日を予測している。対象期間は26日から1月4日までの10日間。

年末年始の国際線旅客が前年を割り込む見通しの成田空港＝PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

　国際線の旅客数の内訳は、出国が前年同期比0.1％減（4.4％減）の50万8400人、入国が3.2％減（10.3％減）の44万7700人。国内線は出発が0.3％増（9.3％減）の11万4500人、到着が0.3％増（10.3％減）の11万6000人となる見通し。

　ピーク日の旅客数は、国際線出国の第1ピークを迎える28日が5万4100人、入国ピークの4日は4万8700人。国内線出発ピークの1日は1万1800人、到着ピークの4日は1万2100人の利用を見込んでいる。

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