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ハワイアン航空（HAL/HA）は1月27日、ホノルル－羽田線の深夜便とコナ－羽田線を4月3日から運休し、羽田空港の深夜早朝発着枠を返上すると発表した。当該便の機材は他路線の季節需要に転用する。運休により、ハワイアンの羽田路線は昼間帯のホノルル線のみとなる。
＊昼間帯のホノルル－羽田線に関する内容を更新しました。
コナ－羽田線とホノルル－羽田線深夜便を運休し羽田深夜枠を返上するハワイアン航空＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
運休するコナ－羽田線（HA851/852）は週3往復、ホノルル－羽田線の深夜便（HA855/856）は週4往復。ハワイアンによると、日本市場の需要回復が予想よりも遅れているため、運休を決めたという。運休便の予約客は、運航を続けるホノルル－羽田線のHA863/864便への振り替えに応じる。
ハワイアンによると、3月30日までの冬ダイヤ期間のホノルル－羽田線は最大週16往復で、HA863/864便とHA457/458便を週6往復ずつ、深夜便のHA855/856便は1月26日から3月1日が週1往復、3月2日から12日が週2往復、3月13日から夏ダイヤの4月1日までが週4往復で運航する。
4月以降の日本路線はホノルル発着のみとなり、羽田線が週12往復（1日最大2往復）と関西線が週7往復のデイリー運航、成田線が週6往復、福岡線が週3往復になる。機材はエアバスA330-200型機で、座席数は3クラス278席（ビジネス18席、エクストラ・コンフォート68席、エコノミー192席）となる。
ホノルル－羽田線は4月7日以降、HA863/864便を週6往復でホノルル発は金曜、羽田発は土曜を除いて運航し、HA457/458便も週6往復だがホノルル発は日曜、羽田発は月曜を除き運航する。これにより1日最大2往復運航し、週12往復になる。
ハワイアン航空は、アラスカ航空（ASA/AS）との経営統合を現地時間2023年12月3日に発表。アラスカ航空がハワイアン航空の株式を1株当たり現金18ドルで買収し、純債務9億ドル（約1300億円）を含む19億ドルで買収する事実上の救済合併となる。
2019年に配分された羽田の昼間時間帯は午前6時から午後10時55分までで、深夜早朝時間帯は午後10時から翌日午前6時55分（午後10時からの『リレー時間帯』含む）まで。
＊昼間帯の運航便詳細について、ハワイアン航空から1月29日に得た回答を本文3段落目から5段落目にかけて反映しました。
また、1段落目に記事初出時は「週7往復（1日1往復）」と記述しましたが、週間便数としては1日最大2往復の週12往復であることが判明したため当該記述を削除しました。
HA863/864便とHA457/458便の運航日はハワイアン航空の回答に基づき弊紙が予約システムで確認したものです。
（24年1月29日 09:20 JST）
運航スケジュール
ホノルル－羽田線（継続便）
HA863 ホノルル（12:50）→羽田（翌日17:10）運航日：月火水木土日
HA457 ホノルル（15:10）→羽田（翌日19:25）運航日：月火水木金土
HA864 羽田（20:15）→ホノルル（08:35）運航日：月火水木金日
HA458 羽田（21:20）→ホノルル（09:35）運航日：火水木金土日
＊記載時刻は発着時刻が変わる4月6日からのもの。
ホノルル－羽田線（運休便）
HA855 ホノルル（17:15）→羽田（翌日22:00）
HA856 羽田（23:55）→ホノルル（11:50）
＊24年1月時点のスケジュール
コナ－羽田線（運休便）
HA851 コナ（16:50）→羽田（翌日22:00）
HA852 羽田（23:55）→コナ（11:55）
＊24年1月時点のスケジュール
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