ANA、ミラノ万博日本館に協賛　欧州からの訪日喚起

　全日本空輸（ANA/NH）は5月からイタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」（ミラノ万博）の日本館に協賛する。

ミラノ万博日本館のイメージ（同館の資料から）

　ミラノ万博は食をテーマとした初めての万博。日本館では、和食をはじめとする食文化や、日本の農林水産業などを紹介する。

　ANAは日本館スタッフへ航空券を提供し、国際線機内で紹介ビデオを放映。欧州からの訪日需要喚起につなげる。同社では現在ミラノへの直行便を運航していないが、フランクフルトやミュンヘン経由の便を用意するという。

　ミラノ万博は、5月1日から10月31日まで184日間開催。想定入場者数は約2000万人で、148カ国・地域・国際機関が参加を表明している。日本館の展示プロデューサーは、電通（4324）の内藤純イベント＆スペース・デザイン局長。

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