ハワイアン航空、ディズニー映画『リロ＆スティッチ』特別塗装機　A330など3機

　ハワイアン航空（HAL/HA）は現地時間5月7日、ディズニーの実写映画『リロ＆スティッチ』の劇場公開に合わせた特別塗装機の1機目となるエアバスA330-200型機（登録記号N378HA）が就航すると発表した。全3機を順次導入する予定で、A321neoとボーイング717型機にも今後特別塗装が施される。

ディズニー映画『リロ＆スティッチ』を描いたハワイアン航空のA330（同社提供）

　今回の特別塗装機には、ハワイアン航空機の垂直尾翼に描かれている女性の横顔シンボル「プアラニ」と同じ横顔のポーズを取る「スティッチ」が機体中央に描かれ、遊び心のあるデザインとなっている。今後登場するA321neoには、スティッチを描いた「作品」が機体全体にあしらわれ、6月には717の塗装も公開されるという。

　この特別塗装機プロジェクトは、映画のテーマ「オハナ（家族）」の大切さを伝えるもので、ハワイを拠点とするハワイアン航空が「アロハの心」で旅人を迎え入れる姿勢を示した。

ディズニー映画『リロ＆スティッチ』を描いたハワイアン航空のA330（同社提供）

ディズニー映画『リロ＆スティッチ』を描いたハワイアン航空のA321（同社提供）

　機内では、スティッチが登場する特別映像や、AR体験「Searching for Stitch」などの参加型コンテンツも展開。ハワイ各島の名所を巡りながら、アニメーションのスティッチをコレクションできるデジタル企画となっている。また、限定のリロ＆スティッチグッズも一部路線とオンラインショップで販売される。

　ハワイアン航空では従来から機内エンターテインメントに『リロ＆スティッチ』シリーズを収録しており、A330やA321では高速Wi-Fi「Starlink」を活用したディズニー作品のストリーミングも可能となっている。

　映画は米国で5月23日公開予定で、日本では6月6日から。

ディズニー映画『リロ＆スティッチ』を描いたハワイアン航空のA330（同社提供）

ディズニー映画『リロ＆スティッチ』を描いたハワイアン航空のA330（同社提供）

ディズニー映画『リロ＆スティッチ』を描いたハワイアン航空のA330（同社提供）

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リロ＆スティッチ（Disney）
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