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フィギュアスケート金メダリストの羽生結弦選手（19）が2月25日、所属する全日本空輸（ANA）を訪れ、金メダル獲得を篠辺修社長や社員に報告した。
特製ケーキを前に金メダルを手にする羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
会場に入った羽生選手が、「自分のポスターがたくさん貼られていて、ちょっと気持ち悪い」と話すと、社員からは笑い声があがった。オリンピックを振り返った羽生選手は「笑って日本に帰ってこられてよかった。オリンピックチャンピオンとしての自覚がまだないので、ふさわしい人間になれるよう、日々精進していきたい」と決意を述べた。
篠辺社長は「（フィギュアで）男子初の金メダルで大変感激した。羽生選手が気に掛けている東北の人たちにも、勇気と元気をプレゼントできたと思う」と話した。「これからもANAとして、精一杯のお手伝いをしたい。ぜひがんばって、世界中のファンが喜ぶ演技をしてほしい」と激励した。
金メダルが飾られた特製ケーキ＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
報告を終えた羽生選手には、ANAグループで機内食を手掛けるANAケータリングサービス（ANAC）が作った特製ショートケーキが、人気高級フランス菓子店「ピエール・エルメ・パリ」からは金箔を使った特製マカロンが贈られた。
直径40センチの特製ショートケーキには、ホワイトチョコレートで作られた金メダルが飾られ、メダルには羽生選手の似顔絵が描かれた。司会の客室乗務員から好きなスイーツを尋ねられると、「このショートケーキのように、生クリームにイチゴが乗っているケーキが好き」と答え、ケーキ上の金メダルの飾りに顔を近づけ、報道陣にポーズを取った。
ケーキを手掛けたANACの香取伸亮・成田工場ペストリー部長によると、イチゴは5パック使用し、似顔絵は羽生選手の写真を見てチョコレートで描いたという。
また、ANAセールスからは家族旅行として、国内外の好きなところへ行ける旅行券が手渡された。現在カナダのトロントに住む羽生選手は、「外国よりも日本に帰って温泉巡りをしたい」と希望を語った。
報告会後、社員との記念撮影を終えた羽生選手は、社員や報道陣に深々とお辞儀して会場を後にした。
金メダルを胸にANA本社を訪れる羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAの篠辺社長（左）から花束を手渡される羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
特製ケーキを眺める羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
金メダルをケーキに近づける羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
記念撮影に応じる羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANA社員との記念撮影で金メダルを手にする羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANA社員との記念写真に収まる羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
報告会の会場を後にする羽生選手＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
特製ケーキを手掛けたANACの香取部長（左から2人目）＝2月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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