エアライン, 解説・コラム — 2013年4月15日 12:13 JST

ジェットスター・ジャパン、支払手数料ひっそり値上げ

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 ジェットスター・ジャパン(JJP)が4月10日から支払手数料を従来の200円から100円値上げしていたことがわかった。

本紙が入手したジェットスターの領収書の一部。「Booking and Service Fee」が支払手数料の欄で、消費税込み300円となっている=13年4月 Aviation Wire

 JJPの支払手数料は、クレジットカードなどすべての支払い方法で1回のフライトにつき消費税込み200円だった。10日からは税込みで300円となったが、ウェブサイトでの告知は、運賃を示したコーナー内の「運賃タイプとオプション」にある「日本国内線 料金および手数料一覧」というPDFのみだった。同PDFも現在は新手数料の300円が記載されているのみで、10日から変更になった旨の記述はない。

 JJPを利用することが多い都内に住む20代男性は「航空券を買ったら手数料が変わっていて驚いた」という。JJPは競合航空会社がインターネット上で提示する同一時間帯、同一路線の運賃がJJPの最低運賃よりも安い場合、他社の10%引きの運賃を提供する最低価格保証を行っている。この点について男性は「最低価格保証の対象は運賃のみ。運賃だけでは他社より安くても、支払手数料を含めた総額でJJPが高い場合がある」と指摘した。

 ウェブサイト内の案内がわかりにくかった点について、JJPは「ウェブ担当部署と相談したい」と述べ、最低価格保証と支払手数料の値上げの関係については明言を避けた。

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