ボーイングの2026年4-6月期(第2四半期)実績は、民間機引き渡しが前年同期比21機(14.0%)増の171機で、6四半期連続で前年同期を上回った。主力小型機の737 MAXは納入100機超えを継続し、好調が続いている。受注は143機(33.5%)減の284機で、開発中の次世代大型機777Xを33機受注した。競合のエアバスは4-6月期に237機(前年同期170機)を引き渡し、478機(同214機)を受注した(関連記事 [1])。
—記事の概要—
・引き渡し
・受注
・26年4-6月期 納入と受注
引き渡し

期中に33機受注した777X=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
機種別で見ると、引き渡しは737が129機(前年同期は104機)、767が10機(9機)、777が7機(13機)、787は25機(24機)だった。
787の内訳は、超長胴型の787-10が1機、長胴型の787-9が24機。787-10は大韓航空(KAL/KE)へ引き渡した。
787-9は全日本空輸(ANA/NH)が1機受領。このほか、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)やユナイテッド航空(UAL/UA)、カタール航空(QTR/QR)など各社で導入が進み、航空機リース会社のエアキャップ(AerCap)にも引き渡した。標準型の787-8は納入がなかった。
737は129機中127機が737 MAXで、ユナイテッド航空やサウスウエスト航空(SWA/WN)、ヴァージン・オーストラリア(VOZ/VA)など各社で導入が進んだ。737 MAXの引き渡しは、6四半期連続で100機を上回った。
777は7機すべてが貨物型の777F貨物機だった。
受注
受注は737が186機(前年同期は208機)、767がゼロ(ゼロ)、777が37機(30機)、787が61機(189機)だった。
787のうち787-10は34機で、このうち25機を匿名顧客1者から受注した。8機をビーマン・バングラデシュ航空(BBC/BG)から、1機をエルアル・イスラエル航空(ELY/LY)から受注した。
787-9は27機で、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)を中核とするルフトハンザグループから10機受注。エチオピア航空(ETH/ET)から6機、ビーマンから2機、エルアルから5機受注したほか、匿名顧客1者からも4機受注した。787-8は受注ゼロだった。
777のうち777Xは33機で、5機を中国南方航空(CSN/CZ)系の中国南方航空貨運(CSG/CZ)から、匿名顧客1者から28機受注した。残り4機は貨物型の777F貨物機で、中国南方航空貨運と台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)から2機ずつ受注した。
737のうち737 MAXは168機で、複数の匿名顧客からの発注が目立った。
26年4-6月期 納入と受注(括弧内は前年同期の実績)
納入 737 129(104) 767 10(9) 777 7(13) 787 25(24) 合計 171(150)
受注 737 186(208) 767 0(0) 777 37(30) 787 61(189) 合計 284(427)
関連リンク
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]
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オーダー&デリバリー
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