サイドスティックと大型画面並ぶ　写真特集・JAL A350-900（コックピット編）

　9月1日から国内線に就航する日本航空（JAL/JL、9201）のエアバスA350-900型機が6月29日、国内での訓練飛行を初号機（登録記号JA01XJ）を使って始めた。羽田を拠点に北九州、新千歳、成田の各空港へフライトし、就航に備える。

　JALのA350は、ボーイング777型機の後継機。標準型のA350-900は主に国内線用777-200の、長胴型のA350-1000は長距離国際線用777-300ERを置き換える。A350-900の座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席、クラスJが94席、普通席が263席となり、全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供する。

　コックピットは、サイドスティックと大型ディスプレーが目を引く。ディスプレーは6つ並び、キーボードで表示したい情報を呼び出せる。JALに統合前の日本エアシステム（JAS）が導入したA300-600R（退役済み）に続くエアバス機だが、サイドスティックを採用した同社機を運航するのは初めてとなる。

　本写真特集では、コックピットを中心にギャレー（厨房設備）とラバトリー（化粧室）も取り上げる。

＊写真は11枚。
＊ファーストクラスはこちら ^[1]。
＊クラスJはこちら ^[2]。
＊普通席はこちら ^[3]。

関連リンク
A350就航記念特別サイト ^[4]（JAL）

写真特集・JAL A350-900
ファーストクラス編 マッサージ機能付き電動シート ^[1]（19年6月25日）
クラスJ編 ワインレッドと黒のツートンカラー ^[2]（19年6月26日）

羽田で公開
・JAL、A350の機内公開　デザインに日本の伝統美、大型収納棚も ^[5]（19年6月20日）
・JAL、A350オプション行使へ　赤坂社長「タイヤ交換でもしたい」 ^[6]（19年6月20日）

特集・JAL A350初号機受領
離陸編 翼を振りトゥールーズをフライパス ^[7]（19年6月15日）
デリバリー編 鶴イメージしたバレエでお披露目 ^[8]（19年6月15日）

14日朝に羽田着
・JALのA350初号機、羽田に到着　赤坂社長「自信持って提供できる」 ^[9]（19年6月14日）

トゥールーズ出発時
・JAL、A350初号機受領し羽田へ　植木会長「6年前の決断正しかった」 ^[10]（19年6月13日）

JALのA350
・JALのA350初号機、6月納入向け作業進む ^[11]（19年5月23日）
・JALのA350、初飛行成功　6月受領へ ^[12]（19年5月17日）
・JALのA350ロールアウト　9月から羽田－福岡線 ^[13]（19年4月30日）
・A350、日本で型式証明取得　JAL、6月初号機受領へ ^[14]（19年4月11日）
・JALのA350、羽田－福岡線に9月1日就航　3号機まで特別塗装 ^[15]（19年4月4日）
・JALのA350、那覇に20年1月にも就航へ　777置き換え ^[16]（19年2月5日）
・JALのA350、羽田－福岡9月就航　787国内線仕様は秋にも ^[17]（19年1月23日）
・JAL、A350を6月受領へ　 夏から国内線投入、パリ航空ショー出展か ^[18]（19年1月1日）
・JAL、A350国内線仕様に個人画面と電源　中期計画ローリングプラン ^[19]（18年3月1日）
・JAL植木社長「総額見て手が震えた」　次世代旗艦機A350-1000、日本初飛来 ^[20]（18年2月15日）
・エアバスとJAL、A350-1000お披露目　植木社長「長距離国際線の後継機」 ^[21]（18年2月14日）
・日航、A350で777置き換え　777X採用ならず ^[22]（13年10月7日）

飛行試験機の搭乗記
・「静かで快適」は本当？　エアバスA350に乗ってみた ^[23]（14年11月21日）