日本航空(JAL/JL、9201)は9月8日、ボーイング767-300BCF貨物機による国際貨物定期便の2026年度上期計画(10月24日まで)を変更した。同機の定期整備完了に伴うもので、成田-天津線を週5往復から8往復、成田-台北(桃園)線を週2往復から4往復に増便するほか、成田-香港線は16日から自社貨物機による運航を再開する。成田-シカゴ線も9月限定で増便する。

成田-香港貨物便を自社便で再開するJAL=24年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
香港線は自社便での運航を9月16日に再開し、週6往復する。現在は定期整備に伴う機材繰りにより6月15日から運休中で、米カリッタ航空(CKS/K4)とのコードシェア(共同運航)で代替している。カリッタによる週3往復の代替運航は同日まで。17日以降は自社便のみとなる。自社便は運休前の週5往復を1往復上回る。
天津線は9月8日から週8往復に増便。増便前は週5往復で、定期整備により一時的に減便していたが、今回の増便により整備前を3往復上回る。台北線の直行便はこれまで週2往復で、同日からの増便により週4往復に倍増する。
シカゴ線は、ウエスタングローバル航空(WGN/KD)が運航する747-400Fによるチャーター便を、週2往復から同3往復に増便。増便期間は9月1日から30日までで、カリッタが運航する週3往復と合わせ、9月は週6往復となる。カリッタとウエスタングローバルの10月以降の計画は調整中。
このほか、成田-ハノイ線は9月8日から10月24日まで週1往復運航する。成田-バンコク線は9月13日、20日と10月4日、18日の計4往復を設定する。
“クロネコ貨物機”終了へ
・ヤマトとJAL、クロネコ貨物機27年6月運航終了へ トラックとの価格差拡大 [3](26年9月3日)
夏ダイヤ計画
・JAL、成田-天津767貨物便増便 週5往復に=夏ダイヤ計画 [4](26年7月3日)
・JAL、成田-香港767貨物便運休 天津・台北減便=夏ダイヤ計画 [5](26年6月15日)
・JALとカリッタ、成田-シカゴ貨物便増便 週6往復に=夏ダイヤ [6](26年3月24日)
・JAL、成田-台北767貨物便増便 天津は減便=夏ダイヤ [7](26年3月6日)
大型貨物機も検討
・JAL鳥取社長、大型貨物機の導入検討 新経営計画「長距離供給増やす」 [8](26年3月2日)
3機そろったJALの767-300BCF
・JALの767-300BCF、本邦初ウイングレット付き3号機就航 全3機揃う [9](25年1月17日)
13年ぶり貨物機就航
・JAL、成田-天津767貨物便増便 土曜は2往復に [10](26年2月6日)
・JAL、767貨物機で成田-バンコク 特定日のみ運航=冬ダイヤ [11](25年10月23日)
・JAL、成田-天津貨物増便 9/10から週4往復に [12](25年9月3日)
・JAL、成田-台北貨物増便 8/1から週3往復に [13](25年7月8日)
・JAL、767貨物機で成田-ソウル線 25年度上期見直し [14](25年5月8日)
・JAL、767貨物機で成田-ハノイ 再開後初の東南アジア路線、3/30就航 [15](25年3月3日)
・JAL、貨物機13年ぶり復活 767-300BCFで投資抑制、DHLと長期契約 [16](24年2月19日)
成田到着・公開
・JAL、13年ぶり貨物機公開 767転用、DHLと東アジア協業 [17](24年2月8日)
・JAL 767貨物機、成田に到着 2/19就航、14年ぶり専用機 [18](24年1月17日)
JAL貨物機解禁の背景
・JALはなぜ”禁じ手”貨物機を解禁するのか 特集・ヤマトと組むコロナ後の貨物戦略 [19](23年5月4日)
ヤマトとA321P2F
・ヤマトとJAL、羽田にA321クロネコ貨物機就航 スプリング・ジャパンが運航 [20](24年8月1日)
・ヤマトとJAL、クロネコ貨物機A321P2F就航 長距離トラック補完 [21](24年4月11日)
・ヤマトHD、“クロネコ貨物機”増機検討 A321P2F、需要見極め新就航地も [22](24年4月11日)