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737-10、型式証明を年内取得へ 777X飛行試験は年末に完了

 ボーイングのケリー・オルトバーグ社長兼CEO(最高経営責任者)は現地時間5月27日、737 MAXのうち開発が進む737-7(737 MAX 7)と737-10(737 MAX 10)について、製造国が安全性を認める「型式証明」(TC)をFAA(米国連邦航空局)から年内に取得できる見通しを示した。また開発中の大型機777Xも、TC取得への飛行試験が年末までに完了する見込みだという。

型式証明を年内に取得する見通しの737-10=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 オルトバーグ社長は737-7と737-10のTC取得について、「両プログラムとも取得への最終段階で、年内に取得できる見込み」と説明。737-10はTC取得への飛行試験が約80%完了しているという。

 737 MAXは、大別すると737-7から-10まで4つのタイプがあり、基準となる標準型は、737-800の後継で2016年1月に初飛行した737-8(1クラス189席)。737-7(同172席)はもっとも胴体が短い短胴型で737-700の後継機、737-9(同220席)が長胴型で、従来型では胴体がもっとも長かった737-900の後継機となる。超長胴型の737-10は最大の737 MAXで、最大1クラス230席仕様にできる。

 このうち、737-8と-9は就航済み。今夏には737 MAXの新生産ライン「North Line(ノースライン)」をワシントン州シアトル近郊のエバレット工場内に設け、月産47機体制へ移行する(関連記事 [1])。

 開発中の次世代大型機777Xは現行機777の後継機で、メーカー標準座席数が2クラス384席の777-8と、426席の777-9、777-8をベースとする大型貨物機777-8Fの3機種で構成。777-9から開発が進められている。TC取得が遅れており、777-9の納入開始がさらに遅れ、2027年になる見通しだ。

型式証明を年内に取得する見通しの737-7=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

TC取得への飛行試験が年末までに完了する見通しの777-9=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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