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777X、匿名顧客から28機 737MAX・787も受注好調=ボーイング4月実績

 ボーイングの2026年4月の引き渡しは、前年同月比2機増の47機だった。受注は128機増の136機で、開発中の次世代大型機777Xを匿名顧客1者から28機受注した。このほか、737 MAXや787型機も好調だった。競合のエアバスは4月に67機(前年同月56機)を引き渡し、28機(同11機)を受注した(関連記事 [1])。

—記事の概要—
引き渡し
受注

引き渡し

匿名顧客から28機受注した777X=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 引き渡しの内訳は737が34機(前年同月30機)、767が4機(3機)、777が3機(4機)、787が6機(8機)だった。

 787は超長胴型の787-10が1機で、大韓航空(KAL/KE)へ納入。残り5機は長胴型の787-9で、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)とカタール航空(QTR/QR)へ1機ずつのほか、航空機リース会社のエアキャップ(AerCap)へ3機引き渡した。標準型の787-8は納入がなかった。

 737は34機すべてが737 MAXで、ユナイテッド航空(UAL/UA)やアメリカン航空(AAL/AA)、サウスウエスト航空(SWA/WN)など各社で導入が進み、リース各社にも引き渡した。

 777は3機とも貨物型の777F貨物機だった。

受注

 受注は737が57機(前年同月は8機)、767がゼロ(ゼロ)、777が28機(ゼロ)、787が51機(ゼロ)だった。

 787は787-10が34機、787-9が17機。787-10のうち25機を匿名顧客1者から受注した。残り9機のうち8機はビーマン・バングラデシュ航空(BBC/BG)が、1機はエルアル・イスラエル航空(ELY/LY)が発注した。

 787-9はエチオピア航空(ETH/ET)から6機受注。ビーマンから2機、エルアルから5機受注したほか、匿名顧客1者からも4機受注した。

 777はすべて777Xで、28機すべてを匿名顧客1者から受注した。737はすべて737 MAXだった。

関連リンク
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]

ボーイング動向
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実績と業績
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