- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JAL、シミューレーター体験再販 選べる767と777、国際線クルーミールの昼食も

 日本航空(JAL/JL、9201)傘下のJALUX(ジャルックス)は2月10日、フライトシミューレーター体験を販売を開始した。昨年夏に続く2回目の販売で、JALのパイロットが訓練で使用しているシミュレーターを操縦するほか、JAL機の運航を集中管理するIOC(インテグレーテッドオペレーションズコントロール)も見学できる。3月末から5月末までの一部日程で20枠設定し、JALUXが運営するJALの通販サイト「JALショッピング」で扱う。

JALの777シミュレーター(JALUX提供)

 シミュレーターは、ボーイング767型機と777のどちらかを選べる。1回6時間40分のツアーで、東京・天王洲のJAL本社でIOCを見学後に羽田の訓練施設・テクニカルセンターでシミュレーターを操縦する。IOC見学は50分、シミュレーター体験・記念撮影は120分を予定。また、パイロットが乗務時に機内で食べる国際線の「クルーミール」を昼食として提供する。

 定員は1組2人まで。1組36万円(税込み)で販売する。申し込み期間は2月24日午後5時まで。定員に達した場合、受付を終了する。

 今回は体験枠を前回から4枠増やすほか、クルーミールを国内線から国際線に変更する。前回は2022年5月31日に販売し、同日中に完売した(関連記事 [1])。

関連リンク
Experience JAL Flight 777 [2]
Experience JAL Flight 767 [3]
日本航空 [4]

初回は即日完売
JAL、777と767シミュレーター体験完売 36万円で希望聞き専用プラン作成 [1](22年6月1日)

特集・JALパイロット自社養成再開から5年
(1)ナパ閉鎖を経てフェニックスで訓練再開 [5]
(2)旅客機の感覚学ぶジェット機訓練 [6]
(3)「訓練は人のせいにできない」 [7]
(4)グアムで737実機訓練 [8]
(5)「訓練生がやりづらい状況ではやらせたくない」 [9]

JALのパイロット訓練
777と787混乗可能に JAL機長「違和感なく777に戻れました」特集・MFF制度のいま [10]
「”評価”という言葉はなるべく使わない」特集・JALパイロット訓練、自家製データベース活用 [11]
「訓練再開早いのでは、と意見あった」特集・JAL進俊則氏に聞く破綻後のパイロット自社養成 [12]
運航データを反映する新制度 特集・JALパイロット訓練の今 第2回EBT編 [13]
FileMakerで評価基準を明確化 特集・JALパイロット訓練の今 第1回CB-CT編 [14]
パイロットも“千本ノック”から“データ戦”へ JALが国内初の訓練体系化 [15]