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KLMオランダ航空、5/22まで日本2路線ソウル経由 ロシア迂回で時間調整

 KLMオランダ航空(KLM/KL)は、ソウル(仁川)経由で再開した日本2路線について、現地時間3月27日に始まる夏ダイヤ期間もソウル経由で運航し、ロシアを迂回(うかい)する。同社の日本路線はアムステルダム-成田線とアムステルダム-関西線の2路線で、いずれも週2往復ずつ。現在のところ、ソウル経由は5月22日までを予定する。

5月22日までの日本路線をソウル経由で運航するKLMオランダ航空=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 3月28日以降の成田線は、アムステルダム発を水曜と土曜、成田発を木曜と日曜に設定する。運航スケジュールは、成田行きKL861便はアムステルダムを午後8時10分に出発し、ソウルを経由し翌日午後7時に到着。アムステルダム行きKL862便は午後8時45分に成田を出発し、ソウルを経由し翌日午前7時45分に着く。

 関西線はアムステルダム発を月曜と金曜、関空発を火曜と土曜に設定する。運航スケジュールは、関西行きKL867便はアムステルダムを午後8時10分に出発し、ソウルを経由し翌日午後6時20分に到着。アムステルダム行きKL868便は午後7時55分に関空を出発し、ソウルを経由し翌日午前6時15分に着く。

 同社はロシア領空を通過する定期便の運航を見合わせたことから、日本路線を2月28日から運休。3月14日に順次再開し、カザフスタンや中国の領空を飛行する「南回り」ルートでソウルを経由し、日本へ乗り入れている。

 ソウルでは運航乗務員の乗務時間を調整する。乗客はソウル着後に降機し、保安検査を通過後に再搭乗。目的地まで向かう。

運航スケジュール(3/28から5/22)
アムステルダム-成田
KL861 アムステルダム(20:10)→ソウル(翌日14:55/16:10)→成田(19:00)運航日:水土
KL862 成田(20:45)→ソウル(23:05/翌日01:10)→アムステルダム(07:45)運航日:木日

アムステルダム-関西
KL867 アムステルダム(20:10)→ソウル(翌日14:55/16:35)→関西(18:20)運航日:月金
KL868 関西(19:55)→ソウル(21:40/23:40)→アムステルダム(翌日06:15)運航日:火土

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