ボーイングは現地時間7月28日(日本時間29日)、737-10(737 MAX 10)が最後の認証飛行試験を完了したと明らかにした。飛行試験は2000時間を超え、数百のシステムを検証。安全性を実証し、性能を確認したとしている。

最後の認証飛行試験を完了した737-10(ボーイングの動画から)
737-10は、737 MAXファミリー最大となる超長胴型で、最大1クラス230席。2017年6月のパリ航空ショーでローンチした。胴体延長と離陸重量増加に対応するため、737 MAXのランディングギアを改修し、ブレーキを強化している。最後の認証飛行試験は、737-10の3号機となるユナイテッド航空向けの機体(登録記号N27753)で実施された。
国内の航空会社で737 MAXを発注したのは、スカイマーク(SKY/BC、9204)、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)、日本航空(JAL/JL、9201)の3社。スカイマークは737-800(1クラス177席)の後継機として737-8(同177席)を13機、737-10(同207席)を7機の計20機を導入予定で、日本国内では最初に737-8を受領し、5月28日に就航させた。また、737-10を発注した国内の航空会社は、7月時点でスカイマークのみ。
ANAは737-8を最大42機(確定38機、オプション4機)発注し、9月以降に導入予定。JALは737-8を38機発注済みで、2026年度から受領開始を予定している。

最後の認証飛行試験を完了した737-10(ボーイングの動画から)

最後の認証飛行試験を完了した737-10(ボーイングの動画から)

最後の認証飛行試験を完了した737-10(ボーイングの動画から)
関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]
737-7と-10
・737 MAX、737-7が認証飛行試験完了 737-10も98% [3](26年7月19日)
新生産ライン「North Line」
・737 MAX、新生産ライン稼働 初のエバレット製造、月産47機へ [4](26年7月9日)
・737MAX、月産47機に増産へ オルトバーグ社長「数カ月以内に」 [5](26年5月29日)
・737 MAX、新生産ライン今夏稼働で増産へ 初のエバレット製737 [6](26年4月9日)
737-10
・737-10、離陸中止想定のフルブレーキ試験 1300℃以上の高温に [7](26年5月2日)
・最大の737MAX「737-10」はTC取得が焦点 写真特集・パリ航空ショー2023 [8](23年7月22日)
・“最大の737 MAX”737-10、海外初の飛行展示披露=ファンボロー航空ショー [9](22年7月21日)
・最大の737 MAX「737-10」海外初公開 ファンボロー航空ショーで試験機お披露目、777Xも並ぶ [10](22年7月17日)
スカイマーク
・スカイマーク、737-8就航 日本初の737MAX [11](26年5月28日)
・スカイマーク737-8、USB Type-CとAC電源で充電可 日本初の737MAX、Wi-Fiも順次導入 [12](26年5月25日)
・スカイマーク、737MAXお披露目「ハート2倍に増量」5/28就航 [13](26年5月25日)
・スカイマーク、737-10座席数207席に3席減 27年受領、座席間隔31インチ維持で [14](26年5月15日)