日本航空(JAL/JL、9201)は3月6日、ボーイング767-300BCF貨物機による国際貨物定期便の2026年度上期計画を決定したと発表した。上期にあたる夏ダイヤ(3月29日から10月24日)は成田-台北(桃園)線を増便する一方、成田-天津線を減便する。また、成田-バンコク線の貨物専用便(JL6771/6772便)を一部日程で運航する。いずれの計画も6月14日までで、15日以降は機材繰りにより調整中。

成田-台北貨物便を増便するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
増便する成田-台北線は現在週3往復で、夏ダイヤ期初から4月末までは同4往復に増便する。5月1日以降は決定後に発表する。減便する成田-天津線は現在週6往復で、夏ダイヤ期初から6月14日までは同5往復運航する。
現在週2往復の成田-大連線は調整中で、決定後に発表する。成田-バンコク線は期間中、4月19日と26日、5月17日、24日、6月7日のみ運航する。
767貨物機による貨物便は夏ダイヤ期間中、一部日程のみの成田-バンコク線を含め10路線運航する。このうち複数都市を巡る片道路線が2路線、成田と1都市を結ぶ往復路線が8路線となる。
JALは自社で保有する767-300ERのうち、3機を767-300BCFに改修し、2024年2月19日に就航。「BCF」はボーイング・コンバーテッド・フレーターの略で、最大搭載重量は客室だった「メインデッキ」の上部貨物室が32トン、改修前からある床下の下部貨物室が16トンの計48トンで、上部にはパレットを24台、下部にはパレット3台に加え、コンテナを9台搭載できる。
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