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JAL、世界最古の777-300ER売却整備が大詰め JA732Jが3月離日へ

 日本航空(JAL/JL、9201)は、退役したボーイング777-300ER型機の2号機(登録記号JA732J)の売却整備を羽田空港の格納庫で進めている、2025年11月に退役した「世界最古の777-300ER」で、3月上旬の出発に向けて整備作業の大詰めを迎えている。

売却整備が進むJALの777-300ER 2号機JA732Jのエコノミークラス=26年2月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2号機は、ボーイングが777-300ERを開発した際の飛行試験初号機(N5017V)で、世界各国の航空会社などへ833機引き渡された同型機のうち、もっとも古い機体。ボーイングによる飛行試験後、2004年7月1日にJALへ引き渡され、同月10日の成田発北京行きJL781便が初便となった。また、同2号機(N5016R)がJALの777-300ERとしては初号機(JA731J)となり、1カ月前の6月に納入された。

 ラストフライトは2025年11月20日のシドニー発羽田行きJL52便。総飛行時間は8万9860時間39分、総飛行サイクルは1万1358回で、JALの777-300ERでは4番目の退役だった。退役時の座席数は「W84」仕様の4クラス244席(ファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス147席)で、2013年1月に就航した「SKY SUITE 777(スカイスイート 777)」仕様の5機目として改修された。エンジンはGE製GE90-115Bを2基搭載している。

売却整備が進むJALの777-300ER 2号機JA732J=26年2月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

売却整備が進むJALの777-300ER 2号機JA732Jのファーストクラス=26年2月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 退役後の売却整備は11月25日から始まったが、整備作業のスケジュールが変わり、3月上旬の離日を予定している。作業に携わる整備士、JALエンジニアリング(JALEC)羽田航空機整備センターの和田雅洋マネージャーによると、売却整備の作業期間は