ANAホールディングス（ANAHD、9202）傘下のエアージャパン（AJX/NQ）は10月8日、新ブランド「AirJapan」で運航する成田－ソウル（仁川）線を期間増便すると発表した。現在は週7往復（1日1往復）で、年末年始は週14往復（1日2往復）運航する。
年末年始の成田－ソウル線を期間増便するAirJapan＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
増便期間は12月19日から2026年1月3日までで、往復とも2便目として設定する。運航スケジュールは、ソウル行きNQ123便が成田を午後0時50分に出発し、午後3時30分着。成田行きNQ124便は午後5時10分にソウルを出発し、午後7時40分に到着する。ボーイング787-8型機（1クラス324席）で運航する。
AirJapan便で運航する機材は787-8のみで、現在2機導入済み。間もなく3号機の導入を予定しており、受領後の11月20日からは成田－シンガポール線を増便し、週7往復運航する。同社によると、3号機の導入により既存路線のさらなる増便や、新規路線の開設も計画しているという。詳細は決定後に発表する見通し。
機材は全日本空輸（ANA/NH）便で運航していたもので、客室を改修して投入している。シートピッチは海外のFSCのエコノミークラスと同等の32インチ（約81センチ）で、東南アジアのLCCで主流の28-29インチより広くした。ANAの国際線用787は34インチ、国内線用は31インチで、グループ内では中間のピッチとなり、中距離国際線でも過ごしやすくしている。
冬ダイヤの運航スケジュール
成田→ソウル
NQ121 成田（09:50）→ソウル（12:30）運航日：毎日
NQ123 成田（12:50）→ソウル（15:30）運航日：12/19-1/3の毎日
＊NQ123便を増便
NQ122 ソウル（13:40）→成田（16:05）運航日：10/26-11/22、1/4-2/12の毎日
NQ122 ソウル（13:40）→成田（16:10）運航日：11/23-1/3、2/13-3/28の毎日
NQ124 ソウル（17:10）→成田（19:40）運航日：12/19-1/3の毎日
＊NQ124便を増便
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