日本航空（JAL/JL、9201）は6月25日、羽田－ドーハ線の運航見合わせを7月2日まで続けると発表した。中東情勢の現状を踏まえたもので、2927人に影響が及ぶ。
ドーハ線の運航を見合わせるJAL＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ドーハ線は、カタール上空の空域が一時閉鎖されたことから、23日の羽田発ドーハ行きJL59便（ボーイング787-9型機、登録記号JA872J）が羽田へ引き返して欠航。現地時間27日にドーハを出発する羽田行きJL50便まで4往復8便の欠航が決定しているが、新たに27日の羽田発から7月2日のドーハ発までの5往復10便が追加で欠航となり、23日から2日までの期間中に9往復18便の欠航が決定した。
JALの羽田－ドーハ線は2024年3月31日に就航。日本の航空会社では初の中東への直行便で、週7往復（1日1往復）のデイリー運航となっている。機材は787-9で、座席数は3クラス203席（ビジネス52席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー116席）となっている。
運航スケジュール
JL59 羽田（22:50）→ドーハ（翌日03:40）
JL50 ドーハ（07:30）→羽田（23:55）
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