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JAL国内線、10月後半は33%減便 臨時便や機材大型化も

 日本航空(JAL/JL、9201)は9月16日、10月後半の国内線を減便すると発表した。16日から31日まで、計画の33%にあたる84路線4474便が対象となる。一方で新型コロナウイルスの感染者数は減少し、国内線需要が緩やかな回復基調にあることから、臨時便の運航や一部便の機材大型化などを検討する。

10月後半の国内線を4474便減便するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運休は5路線で、羽田-山形線のほか、地方空港からの国際線接続用に運航する成田4路線が対象となる。

 一部日程で運休するのは7路線で、伊丹発着が函館と三沢、隠岐の3路線。このほか札幌(丘珠)-三沢、福岡-花巻、鹿児島-松山、那覇-奄美大島の各線でも運休が一部発生する。

 減便は72路線で、羽田発着は青森や広島、高松、松山など29路線が対象となる。幹線4路線はいずれも減便対象で、札幌(1日最大17往復)は10-13.5往復に、伊丹(同15往復)は9-12往復に、福岡(同17往復)は11−12往復に、那覇(同最大13往復)は7-11往復に、それぞれ減便する。

 対象便を予約した利用客には、代替便などを用意する。

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