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A350 XWB、マドリッドに初飛来 デモの一環で

 エアバスは現地時間2月19日、A350 XWBの3機目となる試験機(MSN2)がスペイン・マドリッドのバラハス空港に初飛来したと発表した。デモの一環で、イベリア航空(IBE/IB)とマドリッド空港当局、報道陣に新機能を紹介する。

バラハス空港に着陸したA350 XWB(エアバス提供)

 IBEを傘下に持つインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は2014年8月、A350-900を8機確定受注している。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が276席、A350-900が315席、A350-1000が369席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。1月末現在、40顧客から780機を受注している。

 2014年7月から8月にかけて、世界14都市で実施した路線実証飛行試験を終了。商業飛行時の運用性を実証した。同年11月19日にはアジアを歴訪するデモ飛行ツアーの一環として羽田に初飛来した。

 初号機は2014年12月、カタール航空(QTR/QR)が受領。今年1月からドーハ-フランクフルト線に投入している。日本では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。

バラハス空港に到着したA350 XWB(エアバス提供)

関連リンク
Airbus [1]
エアバス・ジャパン [2]
IBERIA [3]

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