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スカイマーク、羽田-福岡全便A330に 12月から

 スカイマーク(SKY/BC、9204)は12月21日から羽田-福岡線の全便を、エアバスA330-300型機(271席)の運航に切り替える。

12月から羽田-福岡線全便をA330で運航するスカイマーク=14年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 現在同社が発表している10月26日からの冬ダイヤでは、同路線の1日11往復のうち、福岡行き最終(BC027便)と羽田行き始発(BC002便)の2便のみ、ボーイング737-800型機(177席)で運航を計画している。

 この2便をA330に変更することで、11往復22便すべてがA330運航便になる。福岡行き最終便は12月20日から、羽田行き始発便は21日からA330に変更する。

 羽田-福岡線をA330で運航する場合、現在は寄港地扱いで運航しているため、福岡空港で整備や夜間駐機ができない。737と同様、福岡に夜間駐機が可能になると、羽田行きの始発からA330を運航できるようになり、同路線の機材をA330に統一できる。

 機材統一により、運航コスト削減やビジネス客獲得が期待でき、SKYの業績改善につながる可能性がある。

 SKYのA330は、全席が日本航空(JAL/JL、9201)の「クラスJ」とシートピッチが同等の「グリーンシート」を搭載。9月下旬にも運航機数が4機となり、12月には5機が揃う。全10機を導入予定で、残り5機は2015年末までに導入する。

 8月からは3号機(登録番号JA330D)で、無料インターネット接続サービス「スカイマーク・フリーWi-Fi」をスタート。4号機(同JA330E)も同サービスに対応しており、年内にはA330全機でサービス提供を予定している。

A330に機材変更が決定した便
BC027 羽田(20:00)→福岡(21:55)
BC002 福岡(07:10)→羽田(08:40)
* BC027は12月20日から、BC002は12月21日からA330に機材変更

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