- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ANA Dash 8認定中古機の羽田到着が1位 先週の注目記事26年8月2日-8日

 8月2日から8日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のANAウイングス(AKX/EH)が運航する、デ・ハビランド・カナダDash 8-400(旧ボンバルディアQ400)型機のメーカー認定中古機の2号機(登録記号C-FKQX、JA466A予定)が羽田空港へ到着した際の記事でした。

羽田に到着したANAのDash 8-400認定中古機の2号機=26年8月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 ANA、Dash 8認定中古2機目が羽田到着 11空港経由でカルガリーから [1]

 今回の機体は、カナダのカルガリーから11空港を経由して羽田へ5日に到着。最終区間は那覇から羽田でした。三菱スペースジェット(旧MRJ)が開発中止となり、置き換えができなくなったことに加え、Dash 8-400は製造を終了しているため、無事故の機体を計7機導入します。

 日本の大手航空会社では異例の中古機導入ですが、導入後10年は運航可能な機体で、新造機と同様に一定期間のメーカー保証付き。当紙の調べでは7機とも、LOTポーランド航空(LOT/LO)系地域航空会社が運航していた機体です。

第2位 ANA、国内線に「ちいかわジェット」 767で10月下旬就航 [2]

 第2位は、全日本空輸(ANA/NH)が漫画作品「ちいかわ」のキャラクターを描いた特別デザイン機「ちいかわジェット」を、10月下旬から国内線に投入予定。機材はボーイング767-300ER型機(登録記号JA609A)です。

第3位 飛行検査機のANA機接近、重大インシデント「非該当」=国交省 [3]

 第3位は、羽田空港沖の上空で4日早朝に国の飛行検査機(セスナ・サイテーションCJ4、登録記号JA010G)が離陸直後、全日本空輸(ANA/NH)の上海(浦東)発羽田行きNH968便(ボーイング767-300ER型機、JA626A)に接近した事案について、国土交通省航空局(JCAB)は5日、航空法が定める「航空事故」につながりかねない「重大インシデント」には該当しないと判断しました。

 航空局によると、飛行検査機は検査に向かう途中だったとのことです。

 現役パイロットの方々のSNSでの反応として、もし逆に飛行検査機の前を民間機が横切った場合や、民間機同士だった場合、航空局は同じ判断になるのか、という疑念の声が多かったです。航空局に取材した限りでは、そうした恣意性はないとのことで、TCAS(航空機衝突防止装置)の作動と、法律の議論となる重大インシデントの認定は切り離して判断したとのことで、国の運輸安全委員会(JTSB)による調査の対象外になったものの、再発防止策は検討していくとのことでした。

 飛行検査機に関しては、飛行検査センター所属の機長が飲酒問題を2019年12月に起こした際、航空業務停止(乗務停止)60日間の処分を下したものの、懲戒免職処分には至っていないことや、当時の赤羽一嘉国交相が自らの減俸処分や自主返納といった自主的な対応をとらず、民間企業には厳しく身内に甘い印象を与えたことも、航空行政に対する不信感につながっていると感じます。監督官庁として、あるべき姿を率先して示すのも政治家の重要な役割です。当事者意識のない政治家の考えを正すには、国民が選挙で適切な判断を下し続ける必要があります。

 また、航空局はTCAS作動に基づく回避行動の発生を抑えるよう、ビジネスジェットなど小型機の運航者に求めており、安全を守る上では再発防止策を公表するといった対応は必要ではないでしょうか。

先週の注目記事
1. ANA、Dash 8認定中古2機目が羽田到着 11空港経由でカルガリーから [1]

2. ANA、国内線に「ちいかわジェット」 767で10月下旬就航 [2]

3. 飛行検査機のANA機接近、重大インシデント「非該当」=国交省 [3]

4. 国交省の検査機、羽田離陸直後ANA機に接近 TCAS作動 [4]

5. JAL、羽田1タミ北サテライト9/1から 保安検査場から最大16分 [5]

6. マイクロジェット、CJ4運航開始 最大9人乗り、ムスタングと2機種に [6]

7. 茨城空港、初の施設使用料引き上げ 10/25から130円に [7]

8. 豪ジェットスター航空、エコノミー手荷物収納棚を有料に 重量→大きさの新制度 [8]

9. JAL、福岡-鹿児島臨時便を8/5まで拡大 16便追加 [9]

10. ピーチ、自社起因の欠航・大幅遅延で宿泊・交通費補償 国内1万円、国際2万円上限 [10]

先週の注目記事バックナンバー
日英伊GCAP次期戦闘機コックピットに大型画面が1位 先週の注目記事26年7月26日-8月1日 [11]