ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)で昨年12月にイスラエル機の接触を受けた日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-1000型機の10号機(登録記号JA10WJ)が現地時間7月30日夜(日本時間31日朝)、JFKを出発し、羽田空港へ向かった。現地での整備作業が完了し、航空当局やエアバスによる確認が終わったためで、羽田には31日午後10時30分ごろの到着を予定している。

羽田空港を離陸するJALのA350-1000 10号機初便=25年7月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
10号機の接触トラブルは、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)で現地時間2025年12月14日に発生。整備作業を終えて駐機中だったJALのA350-1000に、牽引移動中だったアルキア・イスラエル・エアラインズ(AIZ/IZ)のA330-200(9H-ALC)の右主翼が接触した。JAL機はコックピットの窓などに損傷を受け、現地での整備処置が必要となった。接触当時、両機に乗客はおらず、けが人はいなかった。
JALはメーカーのエアバスと共に、現地で整備作業を実施。エアバスの技術承認に基づいた作業で、現地時間29日に整備作業後の確認フライトが行われ、当局による確認を終えた。
フェリーフライトのJL8005便は、JFKを30日午後8時3分(日本時間31日午前9時3分)ごろ離陸。羽田には31日午後10時30分ごろ到着する見通し。JALは10号機の復帰に伴い、1日2往復運航している羽田-ロンドン線のうち、現在はボーイング787-8型機を投入している深夜便(JL41/42便)の機材をA350-1000に変更を予定している。
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