ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)は6月26日、国内線サービスのリニューアル後、利用者から不満の声が出ている新運賃「シンプル」について、要望の多い事前座席指定など、有料の付帯サービスの導入を検討していることを明らかにした。同日開催中の株主総会で、株主からの質問に回答する中で言及した。

ANA国内線新運賃の特徴(同社サイトから)

最安運賃「シンプル」に事前座席指定オプションの導入を検討するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAは5月19日搭乗分から、国内線運賃を「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3種類に刷新した。国内線と国際線の旅客サービスシステム(PSS)を統合し、予約や搭乗ルールを国際線と共通化する一環だ。
新運賃のうち、シンプルは付帯サービスを最小限にし、費用を抑えたい利用者向けの運賃。ANAの案内では、シンプルの座席指定は出発時刻24時間前から可能となるが、購入時点では指定できないため、家族連れが横並びで座席を指定できないなど、不満の声が出ている。一方、スタンダードとフレックスは事前座席指定が無料で、あらかじめ座席を選べる。
ANAHDの株主総会は26日午前10時から都内で開かれており、午前11時15分時点の来場株主数は897人となっている。
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