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スカイマークの737MAX、グアム離陸し羽田へ 日本初受領

 スカイマーク(SKY/BC、9204)が日本初受領したボーイング737-8(737 MAX 8)の初号機(登録記号JA738A)が現地時間5月4日(日本時間同日)、グアムのアントニオ・B・ウォン・パット国際空港を離陸した。羽田空港には同日午後に到着する見通し。

スカイマークの737 MAX(同社サイトから)

 スカイマークは、737-8を4月29日(日本時間30日)に初受領。日本の航空会社では初の737 MAX受領で、シアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)を翌30日出発。ハワイのコナ国際空港とグアムを経由して羽田へ向かっている。

 ここまでのフェリーフライトは、1区間目のシアトル-コナ間がシアトルを30日午後6時6分に出発し、コナへ午後9時16分着。2区間目のコナ-グアム間は1日午前9時5分にコナを出発して、グアムには午後1時30分に着いた。羽田へ向かう最終区間は、4日午前11時55分に出発し、羽田には午後2時40分ごろ到着する見通し。

 羽田へ到着後は、慣熟フライトや、就航先の空港でPBB(搭乗橋)やGSE(地上支援車両)などを正しく運用できるかを検証する「フィットチェック」を実施予定。就航時期は未定だという。

 機体には新デザインを施し、現行機では垂直尾翼のみにデザインするブランドカラーの「SKY BLUE」は、737 MAXでは青色を機体後方の下部に拡張し、流れるようなデザインを施した。翼端のウィングレットには、現行機で好評の赤いハートを2つに増やした「ダブルハート」を描いた。

グアムを離陸したスカイマークの737 MAX初号機の位置情報(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)

 スカイマークは、現行機材737-800(1クラス177席)の後継機として、737 MAXのうち標準型の737-8を13機、胴体長がもっとも長い737-10(737 MAX 10)を7機の計20機を導入予定。737-8初受領に向け、パイロットの訓練に使用するフルフライトシミュレーター(FFS)の導入などの準備を進めてきた。座席数は737-8が1クラス177席で現行機と同数、737-10は19%増の1クラス210席を計画している。737-8はリース機から順次受領し、737-10は全7機が購入機となる。

 国内の航空会社で737 MAXを発注したのは、スカイマークのほかに全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の3社。ANAは737-8を30機確定発注し、9月以降の導入を予定している。JALは737-8を38機発注しており、2027年度から受領開始を予定している。


【動画】スカイマーク 737 MAX フルフライトシミュレーター


関連リンク
スカイマーク [1]

動画(YouTube Aviation Wireチャンネル [2]
スカイマーク 737 MAX フルフライトシミュレーター [3]

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