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777-8F貨物機の初号機、胴翼結合とシステム搭載進む ANAも発注

 ボーイングの次世代大型機777Xの貨物型777-8F初号機の製造が進んでいる。ワシントン州シアトル近郊のエバレット工場で、中胴と複合材主翼を組み合わせる胴翼結合の工程に入り、前部と後部胴体ではシステム搭載と配線作業も始まった。

エバレット工場で製造が進む777Xの貨物型777-8F初号機(ボーイング提供)

 主翼の翼幅は235フィート(約72メートル)。ボーイングによると、777-8Fは世界の顧客から68機受注しているという。

 エバレット工場では、部品の調整や新たな組立計画への習熟など、新造機の組立に伴う課題に対応しながら、関係部門が連携して作業を進めている。

 777-8Fは、2機種ある777Xの旅客型のうち777-8を基にした大型貨物機で、航続距離4410海里(8167キロ)、胴体長70.9メートル、最大積載量(ペイロード)は118トン。747-400Fとほぼ同等の積載能力を持ち、燃費や排出ガス、運航コストを30%改善したもので、2022年1月31日に開発を発表した。

 ボーイングは、2025年7月に777-8Fの製造開始を明らかにしており、初号機の引き渡しは2028年を予定。日本では、全日本空輸(ANA/NH)や日本貨物航空(NCA/KZ)などを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が2機発注済み。ANAHDは777-9を18機発注しており、2027年の受領を計画している。

エバレット工場で製造が進む777Xの貨物型777-8F初号機(ボーイング提供)

エバレット工場で製造が進む777Xの貨物型777-8F初号機(ボーイング提供)

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