- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ANA、羽田24回目の初日の出フライト 成田は4回目

 全日本空輸(ANA/NH)は11月14日、年始恒例の「初日の出フライト」を2024年1月1日に実施すると発表した。羽田・成田発着の2コースを用意し、ANAマイレージクラブ(AMC)会員を対象に抽選販売する。

ANAの初日の出フライトNH2020便から見た初日の出と富士山=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 申込期間は11月14日午後2時から21日午前10時まで。申し込み多数の場合は抽選となる。空席がある場合に一般販売し、12月12日午後2時から受け付ける。2コース共通で、機内食としておせち風の弁当を提供。搭乗証明書のほか記念グッズをプレゼントする。プレミアムクラスの利用客にはガトーショコラも用意する。

—記事の概要—
24回目羽田に787-8
成田は4回目

24回目羽田に787-8

 羽田発着にはボーイング787-8型機の国際線仕様機を投入。2001年にスタートし24回目となる今回は、NH2024便として運航する。予定スケジュールは、午前4時ごろ羽田に集合して午前5時30分ごろ出発し、長野県伊那市上空で初日の出を観賞。その後、富士山を遊覧し、午前7時50分ごろ羽田へ戻る。

 1人あたりの料金は、プレミアムクラス(通常はビジネス)の窓側席8万9800円、窓側の翼上席が7万9800円、通路側が5万9800円。普通席(同エコノミー)は窓側が6万6800円、窓側の翼上席が5万1800円、通路側が3万1800円となる。

成田は4回目

 4回目となる成田発着はNH2030便として運航。機材は羽田と同じく787-8の国際線仕様機を投入する。予定スケジュールは、午前4時ごろ成田に集合して、午前5時45分ごろに出発。午前6時ごろに成田を離陸し、山梨県南アルプス市上空で初日の出を観賞する。その後富士山を遊覧し、午前8時30分ごろ成田へ戻る。

 1人あたりの料金は、プレミアムクラスの窓側席が8万6800円、窓側の翼上席が7万6800円、通路側が5万6800円。普通席のうちプレミアムエコノミーシートは窓側が6万8800円、通路側が4万8800円で、エコノミーシートは窓側が6万3800円、窓側の翼上席が4万8800円、通路側が2万8800円となる。

 成田での初日の出フライトは2021年に開始し、今回が4回目。初回と2022年の2回目は総2階建ての超大型機エアバスA380型機を投入し、3回目となった今年は787-8で運航した。

関連リンク
2024初日の出フライト [1](ANA)
全日本空輸 [2]

生みの親に聞く初日の出フライト20周年
「元日深夜の空港に来てくれるのか?」特集・ANA初日の出フライト生みの親に聞く20周年 [3](20年1月15日)

23年初日の出フライト
ソラシド、女性機長が初日の出フライト 青島神社で初詣 [4](23年1月3日)
JAL、CO2排出ゼロで初日の出フライト 本田真凜選手が見送り [5](23年1月2日)

2年連続でA380投入の成田初日の出
ANA、2回目のA380初日の出フライト [6](22年1月1日)
ANA、A380で初日の出フライト 成田発着 [7](21年1月1日)

これまでの初日の出フライト
ANA、20周年迎えた初日の出フライト 令和初、卓球・伊藤美誠選手も同乗 [8](20年1月1日)
ANA、19回目の初日の出フライト 平子社長も初搭乗 [9](19年1月1日)
ANA、富士山近くで初日の出フライト 高度1万3000フィート [10](18年1月1日)
ANA、高度1万3000フィートで御来光 羽田から初日の出フライト [11](17年1月1日)
ANA、おもてなしの達人CAが初日の出フライト 機内でプロポーズも [12](16年1月1日)
イチオシ機材で初日の出フライト ANAは787-9、JALはスカイネクスト [13](15年1月1日)
ANA、747で初日の出フライト「今日からは“今年3月退役”」 [14](14年1月1日)