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JAL国内線、9月減便4割に 17日以降642便追加

 日本航空(JAL/JL、9201)は9月3日、国内線を追加減便すると発表した。17日から30日まで、48路線642便が対象となる。新型コロナウイルスの感染者数は減少しているものの、需要の伸び悩みが続いていることから減便を決めた。対象便を予約した利用客には、代替便などを用意する。

9月の国内線を642便追加減便するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 期間内の減便は36%にあたる4261便となり、減便率は5ポイント上昇する。また9月は計1万171便を減便し、月間減便率は前月比12ポイント上昇の40%となる。

 一部日程で運休するのは8路線で、羽田-関西と羽田-山形、伊丹-隠岐、小松-那覇、岡山-那覇、広島-札幌、福岡-花巻、鹿児島-松山の各線が対象となる。このうち羽田発着は、関西行きJL221便と関空発JL228便が29日に、山形行きJL179便と山形発JL178便が、17日と18日、20日、23日から30日までがそれぞれ減便となる。

 減便は40路線で、羽田発着は旭川や帯広、秋田、小松など14路線が対象となる。幹線4路線は福岡以外の3路線が対象で、札幌(1日17往復)は11-17往復に、伊丹(同15往復)は8-10.5往復に、那覇(同13往復)は6-13往復に、それぞれ減便する。

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