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ANA、東京五輪向け活動強化 ボルト選手CMも

 全日本空輸(ANA/NH)は、2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピックに向け、公式パートナーとしての活動を2月から強化した。

東京五輪向けプロモーションなどを強化するANA=15年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)は、1月29日に発表した2016年度から2020年度までの中期経営計画で、東京五輪に向けた活動に対し「HELLO BLUE, HELLO FUTURE 2020を、みんなの滑走路にしよう」をキャッチコピーとして制定。グループとして利用者が機内や空港で過ごしやすくするユニバーサルサービスの推進や、障がい者スポーツを含めた各種競技の普及振興などに向けた活動を行うという。

 今後は2015年12月にスポンサ-契約の締結を発表した車いすテニスの国枝慎吾選手や、ジャマイカの陸上金メダリストのウサイン・ボルト選手を起用したプロモーションを展開。日本や世界のトップアスリート、競技団体の紹介や、パラリンピック競技特集、同社の東京五輪に向けた取り組みなどを紹介する「ANA東京2020大会特設サイト」をリニューアルする。

 2月中旬からは、ボルト選手を起用したCMを放映する。

関連リンク
ANA 東京2020大会特設サイト [1]
ANAホールディングス [2]
全日本空輸 [3]

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