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JAL、国際線エンタメ作品2倍に Facebookで人気投票も

 日本航空(JAL/JL、9201)は国際線の機内エンターテインメントで提供する映画や音楽の提供数を、2016年1月までに現在の2倍にあたる300以上に拡充する。

国際線の機内エンタメ作品を2倍にするJAL。写真は787-9のエコノミークラス=15年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1月からはハリウッド映画など80作品、テレビ番組などのビデオ108作品、音楽番組などのオーディオを115チャンネルに拡大。同社のFacebook(フェイスブック)ページで好きな作品を利用者に選んでもらい、機内で上映する作品を決める企画も始めた。

 第1弾として、「おすすめシリーズ映画」をテーマに募集。11月は『オーシャンズ』、12月は『トイ・ストーリー』、1月は『メン・イン・ブラック』の3シリーズの上映が決定した。第2弾は11月ごろJALのFacebookで募集し、見どころやコメントを投稿してもらう。

 客室乗務員が乗客におすすめしたい映画を紹介するコーナーも設け、毎月選定。10月は、1989年に公開された2015年10月を舞台にした『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』など3作品を上映する。

MAGIC-VIを搭載するJALの787-9=15年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ビデオは人気テレビドラマや海外ドラマの一挙放映が搭乗予定。11月から2月までは『ダウントン・アビー Season1』、12月から4月までは『プリズン・ブレイク Season1』の放映を予定している。

 オーディオプログラムは、季節やテーマでまとめたオリジナル番組のほか、さまざまなジャンルのアーティストによるCDアルバムなどを揃える。

 対象となるのは、搭載するIFE(機内エンターテインメントシステム)が「MAGIC-V」と「MAGIC-VI」の機材。MAGIC-Vを搭載するのは、ボーイング777-300ER型機の新仕様機「スカイスイート777」や767-300ERの新仕様機「スカイスイート767」、787-8(非スカイスイート仕様)で、MAGIC-VIは787-8の新仕様機「スカイスイート787」と787の長胴型787-9が搭載している。

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