成田国際空港会社(NAA)は10月19日、成田空港で整備するC滑走路などの完成予定期日を2034年12月31日として、国土交通大臣に届け出たと発表した。当初は2029年3月末の供用を予定していたが、用地取得が難航したことから、計画が延期となっていた。

NAAが国交相に変更許可を申請した成田空港C滑走路関連の誘導路と駐機場の概要(同社資料から)

C滑走路の完成予定期日を国交相に届け出た成田空港=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
完成予定期日はC滑走路と誘導路、駐機場(エプロン)が対象。NAAは同日、新貨物地区に必要となる誘導路と駐機場の整備について、航空法第43条に基づく空港等の変更許可も申請した。新設する誘導路の延長は7044メートル、駐機場の面積は82万3664平方メートルとなる。
C滑走路は、B滑走路の南側に新設する長さ3500メートルの第3滑走路。NAAは今年7月時点で、土地収用法に基づく説明会の開催時期とC滑走路の供用時期を未定としていた。
NAAは「成田空港第2の開港プロジェクト」として、滑走路の整備や新貨物地区などの施設再編を進めている。C滑走路や新貨物地区などは2030年代前半の供用開始を目指すとしている。今回届け出た2034年末は工事の完成予定期日で、供用開始日は示していない。
また、C滑走路区域整備事業の説明会を開催する。事業認定申請に先立ち、整備事業の目的や内容を説明するもので、NAAは地権者との任意取得に向けた交渉を続けながら、土地収用制度の活用に必要な手続きを準備している。説明対象となる「C滑走路区域整備事業」には、C滑走路や着陸帯、誘導路、駐機場、新貨物地区などが含まれる。
説明会は10月28日に成田市の大栄公民館プラザホール、11月5日に多古町の多古町コミュニティプラザ文化ホール、11月11日に芝山町の芝山文化センターホールで開催する。いずれも午後6時30分から午後8時までで、受付は午後5時45分から。
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