ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)の深田康裕社長は、ボーイング787-9型機の導入時期について、2027年後半以降との見通しを示した。現在の計画に大きな変更はなく、787-8の新造機2機も今年度内に受領する見通し。

ZIPAIRの深田康裕社長=26年10月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ZIPAIRは日本航空(JAL/JL、9201)が100%出資する中長距離LCC。現在運航している787-8は8機で、内訳は新造機2機と、JALが初期導入した機体を改修した6機となる。JALが発注した新造機2機を今年度内に受領すると10機体制になる。当初は2025年度に10機体制とする計画だったが、ボーイング側の品質問題などによる機体引き渡し遅延の影響を受けている。
新造機2機は、米SpaceXの衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)」を搭載した状態で引き渡される。既存の全8機は、5月までにStarlinkを搭載済みで、全便で無料の高速インターネット接続サービスを提供している。
787-9は、JALが運航する既存機をZIPAIR仕様に改修し、2027年度以降に順次導入する計画。深田社長は導入時期について「2027年後半以降」と述べ、現在の計画に大きな狂いはないと説明した。航空機の引き渡しにはメーカー側の事情などによる不確実性があるとしながらも、現時点で計画の遅れにつながる情報は聞いていないという。
ZIPAIRは2031年から2032年に向けて、保有機材を20機規模に増やす方針。JALが現在運航している787-9は22機で、このうち11機をJAL向けに客室仕様や機内インターネット接続システムを改修し、残る11機がZIPAIR向けになるとみられる。ZIPAIRの787-8は、今年度内の新造機2機の受領で10機となるため、計画通りに進めば787-9と合わせて21機規模になる。
深田社長は10月6日に、成田-トロント線を2026年度内に開設する計画を明らかにした。787-8を使用し、週3-4往復程度の運航を見込んでいる。また、今年4月8日には累計搭乗者数が500万人に達し、2027年4月ごろに600万人へ到達する見通し。

Starlinkのアンテナを搭載するZIPAIRの787-8=26年9月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ZIPAIRの787-9(イメージ、同社提供)
関連リンク
ZIPAIR [1]
787-9
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チャーター
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Starlink
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機内の動画(YouTube Aviation Wireチャンネル [9])
・ZIPAIR 787-8 JA822J機内公開 フルフラットシートも [10]
写真特集・ZIPAIR 787-8の機内
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(2)個人用モニターなし、タブレット置きと電源完備のレカロ製普通席 [12]
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