成田空港を運営する成田国際空港会社（NAA）は5月29日、オンライン診療に対応したクリニック「成田国際空港第2クリニック」を、第2ターミナル地下1階に6月12日に開設すると発表した。空港を利用する人や空港内で働く従業員向けに、英語や中国語にも対応した医療サービスを提供する。
＊現地取材の記事はこちら [1]。
NAAが成田空港第2ターミナルに開設するオンライン診療所のイメージ（同社資料から）
第2ターミナルに設置していた「Narita Airport × OHDr.健康医療サポートステーション」の機能を発展させたもの。運営は第1ターミナルの「成田国際空港クリニック」と同様、一般社団法人晴天会が担う。
診療科は内科で、オンライン形式で往診。日本語・英語・中国語に対応し、保険診療が可能なほか、処方箋の発行や必要に応じた医療機関の紹介、国内滞在中のインバウンド受診者へのアフターフォローも行う。
診療時間は木曜・土曜・日曜の午前9時から午後5時まで。時間外は第1ターミナルのクリニックや周辺の医療機関を利用するよう呼びかけている。
NAAは将来的に第2ターミナルで365日体制の診療提供を目指しており、利便性と安心感の向上を図る。これに伴い、既存のサポートステーションは31日でサービスを終了する。
関連リンク
成田国際空港 [2]
開業前に報道公開
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