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JAL国内線、システム不具合すべて解消 49便遅延、4125人に影響

 日本航空(JAL/JL、9201)は2月16日早朝に発生した国内線チェックイン時のシステム障害について、同日午後2時35分で不具合をすべて解消した。この影響により午後3時時点で国内線49便が30分以上遅延し、4125人に影響した。国際線には影響せず、遅延などは発生していない。

JAL国内線のシステム不具合はすべて解消(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 JALによると、システム障害は16日午前4時30分ごろに発生。チェックイン機のほか、自動手荷物預け機(SBD=Self Baggage Drop)、保安検査場に二次元コード(QRコード)をかざして通過する「タッチ&ゴー」サービスが利用できない状態が続き、搭乗手続きを有人カウンターでの対応に切り替えた。

 障害は、JALと社外のシステムをつなぐ「接続基盤システム」で発生。発生後にサーバ起動を完了し、現在は接続システムを含め正常に稼働している。

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【お知らせ】
遅延便の便数と影響人数をアップデートしました。(22年2月16日 15:23 JST)