- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JAL、A350で初日の出フライト 22年元日

 日本航空(JAL/JL、9201)は11月11日、2022年1月1日に初日の出と初富士を楽しむ「初日の出 初富士フライト」を羽田と成田発着で実施すると発表した。羽田発着はエアバスA350-900型機を初めて使用する。両空港とも抽選販売で、羽田は11日、成田は12日から申し込みを同社のウェブサイトで受け付ける。

22年元日に初日の出フライトを実施するJAL=20年1月1日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 羽田発着の便名はJL4101便で、羽田を午前5時45分ごろ出発後は南アルプス上空で初日の出を観賞。北東に針路をとり、栃木県日光付近を飛行し、羽田へ午前8時ごろ戻る。募集人数は250人で、機内ではおせち風弁当が用意される。

 大人の旅行代金は、ファーストクラスが窓側から2席で18万円(2人分)、中央席2席が14万円(2人分)。クラスJは窓側から2席が13万円(2人分)、窓側を含まない席(中央席)は4万9000円(1人分)、翼上の窓側から2席は11万8000円(2人分)、翼上の窓側を含まない席は4万3000円となる。普通席は窓側から3席2人利用で10万6000円(2人分)、窓側から3席3人利用で13万2000円(3人分)、窓側を含まない席は2万9000円(1人分)で、翼上の席は窓側から3席2人利用で9万6000円(2人分)、窓側から3席3人利用で11万7000円(3人分)、窓側を含まない席は2万5000円(1人分)となる。

 成田発着はJL4001便で、ボーイング767-300ER型機の国際線仕様機を使用。成田を午前5時35分ごろ出発後は、千葉県館山沖で初日の出を観賞し、富士山を眺めてから静岡の手前で方向を変え、伊豆諸島の三宅島付近を通り、午前8時ごろ成田へ戻る。食事は同じくおせち風弁当となる。

 大人の旅行代金は、ビジネスクラスが窓側から2席で15万8000円(2人分)。エコノミークラスは窓側から2席が9万8000円(2人分)、窓側を含まない席(中央席)は3万1000円(1人分)で、翼上の席は窓側から2席が8万8000円(2人分)、窓側を含まない席は2万3000円(1人分)となる。

関連リンク
2022 初日の出 初富士フライト [1]
日本航空 [2]

2022年の初日の出フライト
ソラシド、2年ぶり初日の出フライト 縁結び青島神社初詣もセット [3](21年11月4日)
JAL、関空発着の初日の出フライト 2年ぶり開催 [4](21年10月7日)

11代目新制服とA350
国内線の新主力機 写真特集・JAL 11代目CA新制服と主要機材(1)A350-900編 [5]

写真特集・JAL A350-900
(1)ファーストクラスはゆとりある個室風 [6]
(2)クラスJは新レッグレストで座り心地向上 [7]
(3)普通席も全席モニター完備 [8]
(4)大型モニター並ぶコックピットや落ち着いたラバトリー [9]

2021年の初日の出フライト
ANA、A380で初日の出フライト 成田発着 [10](21年1月1日)

2020年の初日の出フライト
子年CAが歴代制服着用 写真特集・令和初の初日の出フライト(JAL編) [11](20年1月5日)
JAL、初日の出フライトで子年CAが歴代制服 [12](20年1月1日)
ANA、20周年迎えた初日の出フライト 令和初、卓球・伊藤美誠選手も同乗 [13](20年1月1日)
春秋航空日本、初の初日の出フライト 南アルプス上空で158人観賞 [14](20年1月1日)