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HAC、サーブ初号機の退役記念フライトタグ 7月から機内販売

 北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は、1998年の就航時から23年運航してきたサーブ340B型機の初号機(登録記号JA01HC)が今夏に退役することを記念し、フライトタグキーホルダーを7月1日から機内で販売する。8月31日までで、売り切れ次第終了する。

HACが機内販売するサーブ340B初号機のフライトタグキーホルダー(同社提供)

 色は赤で大きさは150mm×30mm。税込み1000円で現金のみの扱いとなり、HACの全路線で販売する。

 HACは丘珠を拠点とする日本航空(JAL/JL、9201)のグループ会社。1998年3月の就航当初から使用してきた機体がターボプロップ機のサーブ340B(1クラス36席)で、初の退役機となった3号機(JA03HC)は、2020年12月29日に退役した。今後は初号機が夏ごろ、2号機(JA02HC)が秋ごろに退役する見通しで、日本の航空会社が運航する同型機はすべて姿を消す。

 後継はATR製ATR42-600型機(1クラス48席)で、サーブ340Bと同数の3機を導入する。すでに2機が就航しており、残る3号機(JA13HC)も年内の受領を予定している。

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北海道エアシステム [1]

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