全日本空輸(ANA/NH)は3月22日、総2階建ての超大型機エアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」のチャーターフライトを、ゴールデンウイーク期間と就航2周年前日の5月23日に実施すると発表した。成田発着の約3時間半の遊覧飛行で、機内食の提供を予定しており、申込多数の場合は抽選となる。
遊覧飛行は、ゴールデンウイークの4月29日と5月1日から5日までの6回と、就航2周年前日の5月23日を合わせて計7回。申込は3月22日午後4時から始めた。7回のうち、5月23日分は通常の遊覧飛行で付与している380マイルの2倍にあたる760マイルとするほか、2周年記念シールなどの記念品を用意する。
ANAのA380は2019年5月24日に就航したが、今年は24日が月曜日のため、遊覧飛行は家族連れなどが参加しやすい前日23日に実施することにした。
機内食は、A380を投入しているホノルル線のメニューをアレンジしたもので、飲み物はビールとホットコーヒー、ソフトドリンクを用意する。ファーストクラスとビジネスクラスでは、ワインやシャンパンもそろえる。
スケジュールは7回とも同じで、成田空港集合は午前10時から午前11時30分ごろ、成田発が午後1時ごろを予定しており、午後5時に戻る。使用機材は、5月1日と3日、5日、23日が青色の初号機(登録記号JA381A)、4月29日と5月2日、4日がエメラルドグリーンの2号機(JA382A)を予定している。
1人当たりの税込旅行代金は、ファーストクラスが10万2000円、ビジネスクラスが窓側6万3000円と通路側5万8000円、プレミアムエコノミーが窓側4万4000円と通路側3万9000円、エコノミークラスが窓側3万9000円、窓側翼上席が3万7000円、通路側が3万4000円となる。
申込は専用サイトで受け付ける。受付期間はゴールデンウイーク分が3月26日午前10時まで、5月23日分は4月2日午前10時まで。
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