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ジェットスター・ジャパン、関空の乗務員オフィス閉鎖 冬ダイヤは成田-庄内など6路線運休

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は10月8日、国内6路線を冬ダイヤ期間(10月25日から21年3月27日)運休すると発表した。関西発着は福岡など3路線が対象で、関空にあるパイロットと客室乗務員のオフィスは25日から閉鎖する。

関空の乗務員オフィスを閉鎖するジェットスター・ジャパン=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 冬ダイヤ期間に運休となるのは成田-庄内と関西-高知、福岡、熊本、中部-札幌、鹿児島の計6路線。関空発着路線は通常、札幌と那覇、下地島の3路線も運航しているが、いずれも11月は運休となる。関西-札幌と那覇の2路線は12月以降の再開は未定で、下地島線は12月25日から2021年1月3日までの年末年始期間は運航する。

 関空を拠点とするパイロットと客室乗務員はオフィス閉鎖後、いずれも成田と中部の拠点に移る。乗務員オフィスの閉鎖に伴い関空での夜間駐機も取りやめるものの、整備機能は継続する。同社によると、オフィスとしては閉鎖するが拠点は閉鎖しないという。

 冬ダイヤ期間に運休する6路線のほか、11月は成田-鹿児島線と成田-下地島線も運航しない。11月の国内線は、冬ダイヤの運休が決定している路線を含め24路線2080便を計画していたが、36.0%にあたる748便が減便対象となる。

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