- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JAL、羽田-台北の旅客便再開 ホノルル臨時便も 10月国際線減便86%

 日本航空(JAL/JL、9201)は9月10日、国際線の10月運航計画を発表した。羽田-台北(松山)線の旅客運航を再開するほか、羽田-シドニー線は現地発も旅客便を再開する。このほか北米と東南アジア、欧州と豪州の各路線を増便し、日本で乗り継ぐ両地域の往来を強化する。10月1日から31日までは計画している60路線4898便のうち、86%にあたる4195便が減便となる。

10月の国際線は4195便が減便となるJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田-台北線は10月3日から旅客便を再開。月曜と水曜、土曜に運航する。羽田-シドニー線はこれまでの羽田発に加え、10月2日からはシドニー発も旅客便を設定する。週2往復で、羽田発は月曜と金曜、シドニー発は月曜と日曜に運航する。

 欧州路線では、開設を延期している羽田-モスクワ線で臨時便を2便運航。9日と23日に設定し、羽田からのモスクワ行きは直行便で、モスクワからの羽田行きはヘルシンキを経由して運航する。

 また8月と9月に続き、ホノルルへの臨時便を運航。日本-ハワイ間の赴任や在住者の一時帰国用で、9月と同様に羽田発着のほか、ホノルル発関西行きも設定する。

 羽田発ホノルル行きは2便運航し、10月11日と24日に設定。折り返しのホノルル発は羽田と関西行きが1便ずつで、羽田行きを12日、関西行きを25日に運航する。

 運航スケジュールは、ホノルル行きJL8782便は2日間とも共通。羽田を午後9時55分に出発し、午前10時15分に到着する。12日に運航する羽田行きJL8781便は、午後0時10分にホノルルを出発し、翌日午後3時55分に着く。25日の関西行きJL8791便は、午前11時40分にホノルルを出発し、翌日午後4時30分に到着する。

関連リンク
日本航空 [1]

JALの国際線
JAL、9月シドニー行き 30人限定で羽田・成田週1便、シンガポールは増便 [2](20年8月20日)
JAL、北米増便もタイ・ベトナム減便 国際線9月減便率88% [3](20年8月14日)
JAL、9月もホノルル臨時便 関空行きも [4](20年8月6日)
JAL、羽田-ホノルル臨時便就航 在住者や留学生向け [5](20年8月1日)
JAL、成田-ボストン3カ月半ぶり再開 週2往復 [6](20年8月1日)

JALの国内線
JAL国内線、10月前半は3割超減便 81路線4390便 [7](20年9月9日)
JAL国内線、9月減便4割に 17日以降642便追加 [8](20年9月3日)
JAL国内線、1713便追加減便 9月減便率37%に [9](20年8月20日)
JAL国内線、9月は32%減便 新型コロナ再拡大、需要伸び悩み [10](20年8月14日)

JALとANA、成田で見送り
ANAとJAL、成田で初合同見送り 横断幕で出発客に感謝 [11](20年8月26日)

ANAの国際線
ANA、羽田-ヒューストン再開 成田-ホノルル2往復のみ、10月国際線87%運休 [12](20年9月8日)
ANA、10月にホノルル半年ぶり一部再開 787で月2往復、A380は未定 [13](20年9月8日)
ANA、羽田-ロサンゼルス再開 9月の国際線、89%運休継続 [14](20年8月4日)

ANAの国内線
ANA国内線、10月は4割超減便 運休23路線 [15](20年9月10日)
ANA国内線、9月減便47%に 393便追加 [16](20年8月27日)
ANA国内線、9月は45%減便 運休22路線、新型コロナで需要減 [17](20年8月13日)
ANAのプロペラ機Q400羽田便、51日間で終了 最終日は2機で8便 [18](20年7月22日)
ANAのQ400、羽田乗り入れ最終日 新型コロナで6年ぶりプロペラ機 [19](20年7月21日)
ANA、羽田南側エリア2カ月半ぶり再開 国内線、復調傾向に [20](20年7月1日)